ニューノーマルを考える
新しい普通、新しい日常、新しい生活。。。
義父が退院して帰って来た。嗅覚が利かない症状はそのままだ。
最近では発熱などの症状がなくなって日数が経過し容体が安定したら、退院となるようだ。
退院に際しPCR等の検査は行われない。
期限も決めずにいつまでも入院していたらあっという間に病床が溢れてしまうだろうから、それは致し方なかろう。
これまでの経験からこの状態であれば他者に感染させることはないという事なのであろうが、戻ってくる人を受け入れる家族は気が気ではない。
なにせ、PCRで陰性となった義妹は陰性の結果を聞いた翌日に発症だ。
こういったことを目の当たりにしているとなかなか穏やかではいられない。
自分たちもいつ何時どうなるかという不安といやがおうにも向き合わなくてはならないのだ。
そのため戻って来た義父がウィルスをまだ持っているであろう前提で、家庭内で感染を広げる事の無い様に気を使って距離をとり暮らしていく。
ニューノーマルとはこういう事なのか?人間社会のあり方では無い感じがしてさっぱりわからない。
息子に感染させるわけにはいかないが、息子の世話は必要でとても気を使う。
慣れなくてはならないのだろうが、大変さを感じる。
とにかく日々気をつけなくては。
ちなみに義妹は熱はひいたものの、味覚と嗅覚が感じられないらしい。
想像するだに恐ろしい。なんとか若さで打ち勝って取り戻すことを願うばかりだ。
あちらはあちらで保健所が捕まらずたらい回しにされたりと大変な様だが、
こちらがどうともできないのももどかしい。
ここから大きな事故/事件無く、収束を迎えることを願うばかりだ。